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椿井笠石仏
椿井の入口に椿井笠石仏(町指定)があります。大変立派な石仏だそうです。自然石の表面を3〜4cm石を掘り込み平らな面を作り、そこに線刻で如来と梵字を描いていますが特に顔部分などの磨滅が激しく全体がわかりにくくなってしまっています。幾つかの梵字は確認できましたが、15個も描いてあるのはわかりません。平群谷(町発行)には「下図については優秀な仏画師の作」・「摩耗がはげしくいかなる如来か判定しにくい」・「三郷町勢野総持寺の一針薬師と期を一にする」とあります。さぞかし名のある仏師が彫ったものと予想しています。2013年9月2日の新聞各紙に三郷町の「持聖院の一針薬師は快慶最初期の作品であることがわかった。」と報じました。1189年で鎌倉幕府のできる3年ほど前ということです。椿井の笠石仏となんらかの係わりがあると思うと胸が高鳴ります。鳴川の揺るぎ地蔵の願主が快慶の弟子の快尊(ウキペディア)であることは何かこの地が慶派(運慶や快慶の属した仏師集団)とのつながりがあるような気がしてきます。今後の研究に大いに期待したいと思います。
(平群の石仏ホームページがあります。「平群の石仏」で検索をしてください。)
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