2015年11月  五輪塔

五輪塔

 よくお寺の境内や墓地で見る塔です。古代インドの世界観を表す5大要素「地・水・火・風・空」で現世の成り立ちを説明しています。古代ギリシャのタレスがこの世界が水と考えたのと比べて具体的です。五輪塔の下の四角い台から地水火風空を表しています。平安時代後期から現代まで作られているようです。古代インドに起源をもちますが、中国・朝鮮半島には無いらしいのです。真言宗の経典を具体化したものだろうと考えられています。京都の石清水八幡宮に日本最大級の高さ6mがあります。平群町では椿台の西山麓に光明寺跡に高さ2.5mの立派な五輪塔(町指定)が残っています。またそこには17基の中小五輪塔もあります。平群には鳴川墓地五輪塔190cm・揺るぎ地蔵横の五輪塔187cm・金勝寺境内181cm・椿井墓地175cm・久安寺の専念寺158cm(寸法は平群谷による)など大型があります。また五輪塔の種類ですが一般的には形の違う5つの石から出来ていますが、一つの石を彫って作られた一石五輪塔や板碑に五輪塔を描いた五輪板碑などが、数多くあります。墓地などで探してみてください。

  (平群の石仏ホームページがあります。「平群の石仏」で検索をしてください。)