2015年7月  梨本の如意輪観音石仏


 若葉台の健民グランドを東に下ると四辻があり、梨本戒勝寺というお寺があります。辻の北西角に祠
(ほこら)があり、その中に如意(にょい)(りん)観音(かんのん)石仏があります。多くの如意輪観音は6本の手を持ち、右の手をほほにあてがい、数珠や宝珠・蓮の花などをおのおのの手に持っています。そして多くは立て膝で座っているのが特徴です。紀年は明和三(1766)年とあります。作られてから250年の歳月が過ぎても保存状態が大変いい石仏です。この石仏の台座に願主や紀年と共に「北ほうざんじ・東まつの方・南しぎさん」と刻まれいて、道標にもなっています。ここから東に行くと吉備内親王墓・長屋王墓を通り、矢田丘陵を越えると松尾寺に至ります。古来この辻は交通の要衝であったようです。

(平群の石仏ホームページがあります。「平群の石仏」で検索をしてください。)